Silicon LabsのFG23およびZG23低電力ワイヤレスSoCにより、IoTエンド ノードは1マイルを超えるワイヤレス通信を実現できます。さらに、コイン型電池で10年以上動作し続けます。同社のシリーズ2プラットフォームを拡張するFG23およびZG23デバイスは、Amazon Sidewalk、mioty、Wireless M-Bus、Z-Wave、独自のIoTネットワークなど、幅広い変調方式と高度なワイヤレス テクノロジーをサポートするマルチプロトコルのサブ1 GHz接続オプションを提供します。
FG23およびZG23 SoCは、超低電力の送受信無線電力 (10 dBmで13.2 mA TX、920 MHzで4.2 mA RX) を提供します。また、クラス最高のRF (868 MHz、2.4 kbps GFSKで +20 dBm出力電力および -125.3 dBm RX) も提供します。どちらのコンポーネントも、Arm PSA認定レベル3ステータスのSecure Vault IoTセキュリティ テクノロジーを活用しています。Secure Vaultは、知的財産、エコシステム、ブランドの信頼を損なう可能性のあるソフトウェアおよびハードウェア攻撃からIoT製品を保護します。
FG23は、Amazon Sidewalk、産業用IoT、スマート シティ、ビル/ホーム オートメーション市場をターゲットにしています。柔軟なアンテナ ダイバーシティ機能を備えており、920 MHz、50 kbps GFSKで -111.2 dBm RXのワイヤレス リンク バジェットを実現します。アクティブ電流が26 µA/MHzと低く、スリープ モードの消費電流がわずか1.2 µAであるため、このSoCはバッテリー駆動のフィールド エリア ネットワーク ノードやワイヤレス センサーに適しています。
ZG23は、Secure Vaultを追加することでZ-Waveワイヤレスを強化し、FG23と同じRFおよび電力パフォーマンスを提供します。ZG23はZ-Waveの長距離およびメッシュをサポートしており、エンド デバイスとゲートウェイの両方に使用できます。また、すべてのFG23プロトコルもサポートします。
FG23 SoCは現在、QFN40およびQFN48パッケージで入手可能です。FG23開発キットの価格は39.99ドルから始まります。ZG23 SoCと付属の開発キットは、2021年第4四半期に利用可能になる予定です。
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