Infineon がiMotion™ モジュラー アプリケーション デザイン キット (MADK) をリリースしました。
コンパクトで柔軟な評価システムは、20W ~ 300Wの範囲の3相モーター ドライブ用のスケーラブルな設計プラットフォームを提供します。
コントローラーと電源ボード(センサーなしまたはオプションでセンサー付き)が含まれます。このキットを使用すると、完全に機能するモーター システムを1時間以内に稼働させることができるため、市場投入までの時間が短縮されます。設計者は、カードをPC、モーター、グリッドに接続し、ソフトウェアをダウンロードしてインストールし、パラメータ化するという、いくつかの手順を実行するだけでモーターを動作させることができます。
Infineonは、さまざまなモーター設計に適合する4つのキットを提供しています。各キットには、デバッグ インターフェイスを備えた制御カード、整流器とEMIフィルターを含む完全な電力ステージが含まれています。 モータ制御ソフトウェアはプリロードされているか、ダウンロード可能で、パラメータ設定とチューニングのための使いやすいGUIソフトウェアを備えています。標準化されたM1 20ピンMADKプラットフォーム インターフェース コネクタを介して、さまざまなアプリケーション要件に最適な制御ボードと電源ボードの組み合わせを実現できます。
フィールド指向制御 (FOC) ソフトウェアは、 XMC1302 マイクロコントローラに基づくセンサーレス モーター制御をサポートします。ハードウェアは、ホールセンサーや革新的な3D磁気センサーの使用もサポートしています。XMC1302制御カードには、Segger J-Linkテクノロジーに基づくデバッガーが含まれています。さらに、このツールのソフトウェア サポートには、使いやすい μC-ProbeベースのGUIが含まれています。さらなるアプリケーション ソフトウェア開発は、Infineonの無料の統合開発環境 (IDE) であるDAVE™ または、Keil、IAR、Atollicなどの主要なARM® IDEを使用して実装できます。
別の制御オプションとして、ハードウェアベースのセンサーレスFOC制御を備えたモーション制御ASICである IRMCK099M が利用できます。別途デバッグ インターフェース カードが付属します。利用可能なキットは、XMC1302制御カードと、μIPM™ IRSM836シリーズまたは μIPM-DIP IRSM505シリーズ (500Vまたは250V) の4つの電源ボードのいずれかを組み合わせたものです。
可用性
4つのキットと6つの異なるシングル ボードは、こちらから入手できます。このリンクからは、各キットの完全なソフトウェア パッケージと、iMotion MADKに関する追加情報も入手できます。