Silicon Labs は、エネルギー効率に優れたBeeファミリで マイクロコントローラ (MCU) 業界の先駆者となっています。このファミリーに新たに加わったのが、EFM8 Universal Bee 3 (UB3) シリーズです。新しいUB3 MCUは、ほとんどすべての設計に適合するコンパクトでエネルギー効率の高いパッケージを備え、非常に汎用性に富んでいます。USBアプリケーション向けに特別に作成されたUB3シリーズ (およびそれぞれの 開発ボード) は、スマートな制御と通信をシステムに組み込むのに最適な方法です。
EFM8UB3シリーズには、USBベースの設計に最適なオプションが豊富に用意されています。このシリーズの各製品のコアには、最大48 MHzのクロックが可能な8ビット コントローラであるCIP-51 8051が搭載されています。コアには、40 KBのフラッシュ メモリと3328 BのRAMも搭載されています。USB制御用に、EFM8UB3にはUSB-BCS 1.2準拠の充電器検出回路、2つのアナログ コンパレータを備えた12ビットADC、および電圧リファレンス用の統合DACも搭載されています。
EFM8UB3F40G-A-QFN20 は、13個のI/Oと12個のADCチャネルを備えた超小型 (9.0 mm2) QFNパッケージを採用しています。1500個入りリールでも注文可能です。EFM8UB31F40G-A-QFN24 は同じQFNパッケージですが、17個のI/Oと16個のADCポートを備えています。これに 1500パーツ リールのオプションもあります。EFM8UB331F40G-A-QSOP24 は、上記の部品と同じI/OおよびADCポートを備えていますが、より大型(33.735 mm2)でより堅牢なQSOPパッケージになっており、 2500部品リールのオプションがあります。
このシリーズには、Universal Bee 3の関連開発ボードである SLTB005A も搭載されています。ブレークアウト ボードには、EFM8UB3チップに接続するためのアクセスしやすいポートと、高度なエネルギー監視用のSilicon Labs独自のデバッグを使用するためのオプションのMini-Simplicityポートが備わっています。このボードには、EFM8UB3のアプリケーション機能をテストするためのUSBポート セットも備わっています。
スペースが限られたソリューションにスマートで電力消費を抑えたUSB制御を統合するには、Silicon LabsのUniversal Bee 3を検討してください。