今年初め、 ラズベリーパイ財団 立ち上げた ラズベリーパイゼロW手頃な価格で実用的なRaspberry Piシングルボード コンピューターの最新版です。Pi Zero Wは、Pi Zeroの組み込み開発機能をすべて備え、さらにWi-FiとBluetooth接続機能も追加しています。Raspberry Pi Zero Wの仕様の詳細は次のとおりです。
これまで、Pi Zeroユーザーは、デザインにワイヤレス接続を実現するために、ワイヤレス ドングルまたはUSBハブを追加する必要がありました。今では統合された サイプレス CyW43438ワイヤレス チップを搭載したRaspberry Pi Zero Wは、ワイヤレス802.11n LANとBluetooth 4.0接続を提供し、IoTソリューションに最適なツールとなっています。
Raspberry Pi 3と同様に、Pi Zero Wには ブロードコム BCM2835 1GHzプロセッサ、512MB RAMを搭載し、1GHzにアップクロックされているため、オリジナルのRaspberry Piよりも40% 高速です。寸法は66.0mm x 30.5mm x 5.0mmで、ワイヤレス接続を備えたRaspberry Piの中では最小のフォーム ファクタです。
Pi Zero Wには、ボードのコンパクトさを維持し、必要な周辺機器を追加できるようにするためのMini HDMIおよびUSBオンザゴー ポートが搭載されています。このボードは、Raspberry Pi Zero v1.3と同じ形状、コネクタ、取り付け穴を維持しているため、v1.3のアクセサリやケースをお持ちの場合は、そのほとんどがRaspberry Pi Zero Wでも引き続き使用できます。
オンボードWiFiとBluetooth接続の追加機能により、Raspberry Pi Zero Wは今後のプロジェクトに大きな可能性を秘めています。